保育の現場でお仕事をしている先輩とお話しました。
毎年、この時期には恒例です。
保育の現場では、その現場ならではの見える世界があります。学校だけ、それも私のような極小規模の小学校に勤務しているだけではリアルに感じられないことがあることに気が付かされます。
保育の現場ですから、より「子どもの(人間の)育ち」に関して直結したものになります。各家庭との連携もより密接だからこそ、よさにも課題にも気が付き、お互いに話し合うこともできるのでしょう。
このコロナ禍。そして「情報化」といえば聞こえがいいけれどICT端末漬けになりがちな子どもたち(大人もなんだけど)の、他者と十分関わりながら育つことやほんものの体験を重ねて試行錯誤することへの、不足感。
そう考えると、自分の現場とも重なり合う部分も多いと感じます。
まずは、半径10mの範囲で、やれることをやりたい、そして自分自身がそこに絡め取られてしまわないように自由でいよう、と感じます。
異なる現場の先輩から、こうして気付きをもらえるって幸せなことです。
新しい気付きは、自分の中で「見えなくなっている気付き」なんだな。それを掘り起こしてもらった、そんな感じかもしれません。