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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

よき先輩がいること

 保育の現場でお仕事をしている先輩とお話しました。

 毎年、この時期には恒例です。

 

 保育の現場では、その現場ならではの見える世界があります。学校だけ、それも私のような極小規模の小学校に勤務しているだけではリアルに感じられないことがあることに気が付かされます。

 

 保育の現場ですから、より「子どもの(人間の)育ち」に関して直結したものになります。各家庭との連携もより密接だからこそ、よさにも課題にも気が付き、お互いに話し合うこともできるのでしょう。

 

 

 

 

 このコロナ禍。そして「情報化」といえば聞こえがいいけれどICT端末漬けになりがちな子どもたち(大人もなんだけど)の、他者と十分関わりながら育つことやほんものの体験を重ねて試行錯誤することへの、不足感。

 

 そう考えると、自分の現場とも重なり合う部分も多いと感じます。

 

 まずは、半径10mの範囲で、やれることをやりたい、そして自分自身がそこに絡め取られてしまわないように自由でいよう、と感じます。

 

 

 異なる現場の先輩から、こうして気付きをもらえるって幸せなことです。

新しい気付きは、自分の中で「見えなくなっている気付き」なんだな。それを掘り起こしてもらった、そんな感じかもしれません。

 

 

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