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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■9月末が通信票をわたす時期になっています

 

 「通信票」作成の時期。

 

 「評価、とは見ること、見続けること」

という先輩の言葉をずっと大切にしているけれど。でもいざ、こうして「通信票」を書かないといけないとなると、

(はたして、ちゃんと見ていただろうか、見られていただろうか)

という思いにもなります。

 

 幸いにして、私が書く通信票は全部、文章で伝えることができる形式。各教科も、総合所見も文章で書くことはできるけれど、それでもこの長い期間のこと、何をどう選択して短く表現するかは、悩みます。

 

 今こうして、半期にわたったメモを見返しながら考えてみると、

(どんなことでも、強みじゃないか…)

って気が付きます。分かりやすい、やる気満々の姿でも、「やりたくない!」「いやだ」というその姿も。私の見方や、アプローチを変えて、彼や彼女の推進力を後押しできたら、なんでも「強み」に転換できるじゃん、と。

 

 後から気が付くことも多い、残念ながら。

 子どもたちの邪魔をしたことも、あったな、と。

 

 

 「通信票」で全部は伝えきれないから、実際のところの私の子どもたちへの「つうしんひょう」(ひょうか)は、クラスのドキュメンテーション・エピソード集でもある、ほぼ日刊学級だより、になっておりますね。