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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

プロセスの途中

 (ああ、うまくいかなかった…)

なんて、その子が感じているだろうなあと思う出来事に出会う時があります。

 

 そんな時って、私自身が「その出来事」をプロセスの中で考えながら捉えられているときは、

(おお、そうなったか。とはいえ、これはこういう面ではプラスだよね(^^))

(このピンチの中、そこを何とか乗り切ったのはすばらしいー(^^))

 

とかって思え、その子にも

「おお、あのピンチをよく乗り切ったよね!」

って伝えられる。

 

 でも、私自身の意識が甘かったり、後ろめたさがあったりするとついついその責任を「その子」に求めてしまいたくなる自分に気付かされることになります。

 

 いかんいかん。

 

 うまくいったようなことの中にも課題はありますし、

 うまくいかなかったように見えることの中にも成長はありますね。

 

 どっちか一面だけが私の中にクローズアップされているときは

(まてまて…)

って思うことが必要だな、と思う。

 

 全てはプロセスの途中の一点ですね。

 

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