「道に迷うから、脳は道を覚える」
たしか、そんなようなことを行っていた気がする。
今時は、車にもナビが付いて、言われたとおりにハンドルを切っていけば目的地にたどり着ける。
そういえば、前は車のドアのサイドポケットにロードマップを入れて、なじみがないところに行くときには時々それを取り出して道を確認したりしていた。
交差点の名前なんかを覚えるようにして、
「あ、ここだここだ。」
なんて感じで曲がったり。
私たちが学ぶのもきっと同じようなものなんだろうなあ、と思っています。
分からない、困った、どうするんだ…そんな感じに悩んだり迷ったりするから新しい気付きもより印象づけられるのかな、と思います。
分かりやすい、丁寧に教える、そういうこともいいときもあるんでしょうが、
「よく分からない…」
「困った…」
「どうやって調べる?」
なんて迷ったりしたほうがきっといいんじゃないかな。
分かる、できるまでの、そういう時間的猶予はあったほうがいいな。
すぐに分かる、できる、ってそういうのはすぐ剥がれそうだもの。