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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

ルールやシステム「外」だからうれしい

■ルールやシステム「外」だからうれしい

 

 「今週もがんばりましたよねー(^^)、私たち。」

 

 昨日は週末金曜日。

 

 こんな声をお互いで掛け合いながら、

「じゃあ、お疲れ様~」

って各々帰って行く職場。

 

 なんだかんだと忙しくなったり、時に余裕を失ってしまうこともあるんだけど、お互いで、

「あの時のあれ、よかったよねー!」

「きっと〇君、嬉しかったと思うよー」

「おかげさまです、準備ありがとうございましたー!」

 

1日や1週間を終えて、それぞれお互いにこんな声を掛け合うこと、それだけで、けっこう頑張れる、そんなところがあります。

 

 お互いの頑張りやよさに気付き、感謝して、ちゃんと声にだして伝え合う。

 これを「お互いに声を掛け合いましょう」なんて、ルールというかシステムにしてしまうと、一気に興ざめ?になります。

 

 そいいうものがなくても、する、から伝わるし広がる。

 

 「挨拶しましょう」「挨拶しなさい」で行われる挨拶が、なんか変なのと似ているな…。

 

 とにかく、大人だって誰かに認めてもらえたら、感謝してもらえたら嬉しいのだ。自分で自分のよかった探し以上に、それがうれしい。嬉しくなると、自分で自分のよかった探しもさらにできるんだよね。

 

 私はそんな感じ。