■「地域に開かれた学校」に向けての大雑把な…。
このテーマは、私の関心事の一つ。
そもそも、私は教室の外、学校の外に子どもたちを連れ出して学ぶのが好きだった。
校内にいても、図書館や校庭、体育館…で授業(というか学習)をしたりすることもちょこちょこあって、同僚の先生からは、
「おいおい、学校中を教室にするなよー」
「教室は、ランドセル置き場か?笑」
なんてからかわれることもあった気がします。
たぶん、決まった場所にずっといるのが、つまらなくなってしますのかな…、と。
いやいや、というよりも、実際の人、もの、本を使ってみたほうがいい、って考えてのこと。
それはさておき。
「地域に開かれた学校」に向けて、いわゆるコミュニティスクールに向けての動きなんかも各地で活発になり、いろんな仕組みやシステムが提示されたりもしています。それはそれでいいとは思うんですが、
(そうなればなるほど、縛られたりしないのかな…)
(ルールややり方に絡め取られたり?)
(「役割」としてはっきりすると、担当者、としての肩書きで動くってことになるんだろうな…)
なんて思って、私なんかは
(かえって面倒くさそう…)
なんて感じてしまうんです。
地域の方々とあれこれ話していると、だいたいいつも言われるのは
「学校は敷居が高くなったよね、昔に比べて。」
「昔のせんせいだづ(先生たち)は、あっつこっつ、ではっていたもんだ。(あっちこっち出て歩いたもんだ)」
ということ。
(コミュニティスクールを進めるには、校内に、とってもヒマな人を2~3人、ただ、解き放っておくといいんじゃないかな?)
なんてことをぼんやり思っています。そうすると、きっとその人たちは、地域をブラブラし始めて、学校と地域の間を行ったり来たりすると思うんですよね…。乱暴かな?
一番いいのは、先生たちをもっとヒマにすること。そうすれば、「地域に開かれた学校」の他にも、今の課題の大方は改善すると思うんだけどな。