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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「今週もお疲れさん!」

 一週間が終わる、金曜日。

 一緒に学校を閉める同僚の先生と、

「いやあ、今週もがんばりましたよねー笑」

と伝え合う、そんな瞬間を大切にしたいと思っています。

 

 今週もそう。

 

「そう言えば、今週の月曜日って指導主事訪問でしたよねえ…(^_^)」

「なんか、もう、はるかむかし…って感じですね笑」

「指導主事の先生方を見送って、その後はみんなもういつも通り、いつものしごとをはじめていたりして、いい意味でさらっと、さ、次って感じで笑」

「うちの学校って、なんか、いつでも『指導主事訪問』って感じですよね。特段『…だから』ってこともなく。」

「特別なこと、って感覚は、まあ少しはあってもそれほどでもないってところはありますよねー」

 

 そんなことをしゃべりながら、学校を施錠したのでありました。

 

 特段『…だから』ってこともなく。

 これって、私は大切にしたいなあ、と思っていることで。

 

 しなやか、とか、柔軟、につながる感覚かなあと自分では感じています。縛られない、枠に囚われ過ぎない、状況や変化に合わせる…そんなイメージ。無理しすぎない…も入るかな。

 自分たち軸?

 

 お互いを尊重し合う、ってことは「ねばならぬ」「こうあるべき」からある面自由になること、それを保障し合うことでもあるな、と。

 

 お互いに

「今週もお疲れさん!」

と伝え合うことだってその根っこかな、と。