この前の体育で。
うちは全校で体育をしています。1年生から6年生まで。全校で20人に満たないので。もちろん特別な支援が必要、とされる子どもも一緒に。
このごちゃ混ぜの時間が好きです。(この規模なので日常もかなりそれに近いごちゃ混ぜ感なんですが)
集合ゲーム、みたいなのを主担当の先生がやってくれていて。合図のあった場所に素早く集まる、みたいな内容。
(これ、動きのゆっくりな子やルールが把握できない子がはっきりしちゃうし、それが繰り返されることになったらなあ、さて…)
って内心ちょっと感じつつも。
そうしたら、子どもたち、自然と声を掛けて
「あっちだー」
「こっちこっち!」
とか声を掛けていて。
子どもたちのほうが上手だったなー。
中には、いわゆる「ちゃんと」並べなくて、まっすぐ並べなかったり、寝っ転がってしまう子もいたんだけど、その子の後ろの子が自分の位置取りを変えながら
「寝っ転がりながら並んでいる!ということでー(^_^)」
ってにこにこして言いながら、その後ろにつくみたなこともあり。
(へー、やるなあー)
て思いました。
こういう「ま、いっか!」みたいな「ゆる感」って私はけっこう大事だと思っています。本当だったら、まっすぐ並ぶ、とか立って並ぶ、みたいなお決まりがあったとしても、
「今は、この場合は。これでもいいじゃない?笑」
てきな、幅があるってこと。その幅を自分たちの塩梅で決めていけること。
「ねばならなぬ」ことも、あるかもしれないけれど、「それしかないわけないじゃない?」的な発想。それをみんなで共有しているんだな…なんか素敵だな。
私はそう思うんですよね。