ものの「しくみ」に興味津々のA君。
いろんなものに、
(これはどうなっているの?)
って目で見ている。
機械の操作も大好きだし、スイッチ系も好き。だから、あっちこっちのスイッチを押してみて、どこが付くのか確かめながら
「なるほどー」
と言っている。
だから、まだ1年生なんだけど、どうかな?と思って豆電球と電池ボックス、導線とかがたくさん入っているボックスを教室に置いてみました。
やっぱり
「これは?」
ってなって、しばらくの間試行錯誤。こう?こうかな?って感じで。
どうやったら点灯するのか、分かったみたいでしばらくそれで遊んでいたら、他の学年の子も教室にやってきて、
「どうやるの?」「どうやるの?」「え、すごーい」
って感じに。
そうしたら、ある子も、
「私も、土日に家で試してみたい!」
って言うので、私の手持ちのそれらの道具をちょいと貸し出し。
好きなことを、夢中になってやっているところに、人は集まってくるんだなーって思った次第でした。そしてそれが他者にも影響を与える、そんなサイクルがいいなと思いました。
彼らが大人になる10年、20年先。自分が好きなこと、楽しいことを夢中になってやることが、誰かのこころをちょっと揺さぶる、そんな「しごと」をひとりひとりがつくれるといいな、と願います。
だから、彼らには、
「まずは好きなこと、おもしろい!と思うことに夢中になっていいんだよ。」
って言いたい。