今日は、いわゆる「研究全体会」という、1年間のわれわれのテーマに関するまとめの会、振り返りの会みたいなものでした。
一人ひとりが、今年度の取り組みを振り返りながら話し、私はそれを聞きながらホワイトボードに書いていく、という役をしていました。
その中で、書きながら嬉しくなるような、そんなエピソードを話してくれた先生がいました。
「校内研究、とは、ちょっと別な話にもなるかも知れませんが。全職員で全員の子どもを育てる、という私たちの思いが、子どもたちにもいい感じで伝播しているように感じています。全校体育での一場面では、1年生も得点ができるように、場面によってはどちらのチームも“協力”して場面を作ったりしていましたよね。その1年生の、姿をみて、何かを感じた子たちが敵味方無く協力していた、そんな場面もありました。
(中略)
子どもたちも、素の部分を多く出せる、そんな学校環境を、子どもたちも作っていたように感じます。」
なんかね。
学校の中のメンバーが、大人も子どももなく,一緒になって「自分たちの場」を作ろうとしていた、そんな風に感じてくれた方が居てくれることが、本当にうれしかったなあ。
そして、そういうことって、いわゆる「研究」とか。「立派な取り組み」とか、そういういうのとは、また別なところにあるんだよね、と感じたり。
日常の中に溶け込む、そんなことを私たちは大切にしたい、そんなふうに思いました。
「研究」ではないんだな、必要なのは。うまく言えないな。