6年生を送る会が先週、和やかに温かく終わりました。
いよいよ、本格的に卒業式に向かいます。
以前から、
(なんかな…)
と思っていることがありまして。
あの、呼びかけ、ってあるじゃないですか?卒業に際して伝えたいことを伝える、卒業生に言葉を伝える、それ自体は素敵なことだと思います。
ただ、その言葉を「練習」することで、一気にそれが「予定調和」的になるのが、なんかすっきりしなくてね。
在校生の言葉は、子どもたちに集まってもらって
「6年生との思い出というと?」
みたいなおしゃべり場面で出てきたことから作ったので、子どもたちからの言葉ではあることはあるんですが。とはいえ、「練習」するとなると、なんかそれが「せりふ」みたいになってしまわないかな、自分だけかな、そんなことを考えてしまうの…と思ってしまいます。
もちろん、何の言葉も決めずに、そして「練習」もせず、では
「なんていっていいか分からない」
子もいるでしょうから、「練習」自体が悪いのではないのですけど。
あ、そうか、
「一応、こうして、練習はするけどね。でも、卒業式のそのときに、もっと伝えたいことが浮かんできたら、それをいっちゃっていいんだよ。その方がいい。自分が練習した言葉で伝えたいんだ、と思えばそのことが伝わるように言えばいいよね。」
と伝えればいいかな。
そうしよう。
要は、本当に伝えたいことを自分で決める、自分で言葉にして伝える、ってことだからな。
伝えたいことを、言葉を変えて言う子、いるかな?
ハードル、ちょっと高いかな。
いても、いなくても、どっちでもいいんだけど。伝えたいことを言葉にするんだったら。