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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■卒業式まで1週間

  ■卒業式まで1週間

 

 今日は、全校での卒業式練習(準備)会でした。

 

 私は、全体のマネジメントだったり、進行役としての役目。だから、子どもたちに掛けることばは「どうしたい?」「どうなるといいかな?」「一緒に○○していこう。」というものになります。

 

 させる、やらせる、という使役動詞は決して使わない主義。

 

 「旅立ちの言葉」という、卒業生と在校生の掛け合いの場面があります。今日は、その全体像をみんなで確かめるため、合唱も含めたあ一通りの流れを確認する時間でもありました。

 

 びっくりしたのは、涙してしまう在校生がいたこと。

 彼女が、伝える言葉になったときに、もうすぐに声を詰まらせてしまう状態に。

「私、このこと言いたいな。」

って彼女自身が決めた言葉でした。実際のその場面のことを思い出したのかもしれません。

 

 私も、司会役をしながら、なんと涙。ちょっとびっくり。

 

 練習後の、みんなとの振り返り。

 

 小グループで話した後、

「全体にも話してくれる人、います?」

という私の求めに応じて、私のマイクを順番に回しながら、何人かの子どもたちが話します。最後は、卒業生の6年生からも、在校生に一言。

 

 先日の、和気あいあい、温かい「6年生を送る会」から、2名の6年生をおくる「卒業式」へ。

 子どもたちが、いい流れを作りつつあります。

 

 みんなで一緒に、大切な時間を編んでいきたいです。

 卒業式まで、1週間。