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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■エンパワー

■エンパワー

 朝、中学校の音楽担当の先生と話していて伝えてもらったこと。

「6年生の子たちさ、なんかもっちゃんみたいになってきているな~って思った笑!」
って。
「え?、どういうこと?」(^^)
って聞いてみたら、
「なんか、あんまりこだわらないっていうかさー、変に自分を傷付けないっていうかさー、例えば、昨日は鍵盤の練習したんだけど、まだうまくいかないところもそれぞれあるんだけど、『あー、できない…』とかじゃなくて、『うーん、じゃあどうしたらいいかなー』って感じでやるんだよね。なんか、のびのびっていうか、自分や自分たちで。」
「それぞれのチャレンジもレベルも違うんだけど、自分のペースでやっていくっていうかね。」
「なんか、いいなーって思った。私も楽しい。」
と。


 朝から、なんか嬉しい言葉をいただいて、エンパワーされました。


 クラスの子たちを褒めてもらった、っていうのもあるにあるけど、私が大事にしたい、していることが子どもたちの姿に表れるようになって、それを他者が感じ取ってくれた、そしてそれを伝えてくれた、そんなことが嬉しい。


 だからエンパワーされたってこと。勇気づけられたってこと。

ありがとうございます。


 給食の時に、子どもたちに
「あのね、音楽の先生がさ、君たちのことをさ、…」
なんて話したら、〇くんが
「それって、もっちゃんから教わったことじゃないっすか。」
としれっと一言。
 
 はあ、まあ、いつも言ってることなんすけどね…笑。


 今、その人が本当に大切にしていること、頑張っていること、拘っていることを感じ取ってもらえる、認めてもらえるってことがエンパワーになるんだな、ほめればいいって問題じゃないってことだ。

 そういう意味で、よく見ていることと、感じ取ることと、伝えること、対話、なんだな。

 そういう意味で、エンパワーされたなあ。

 そういう職場とそういう学校、教室。広げていけば地域コミュニティってことだな。

 

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