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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■しばらく、山の人に

■しばらく、山の人に

 

 好きだったしごと、宮城県石巻地区の教員を退職して、今春から福島県磐梯町にいくことになりました。

 

 「教育再デザインセンター兼こども園準備室 地域プロジェクトマネージャー」という役割になります。

 

 どんなしごと?かは、これからつくっていく、そんなしごとだと理解しています。

 目指していくことは以下の答申の中身。

 

bandai.fcs.ed.jp

 

大きなテーマは、

「多様性と包摂性があたりまえにある世界を子どもと大人でつくる
ー0才から15才の連続した成長に寄り添い子どもと大人が共に歩む場づくりー 」

 

 多様性と包摂生が「あたりまえにある」世界を「子どもと大人でつくる」です。

 

 特別なものではなく,「あたりまえ」にある。

 

 一人ひとりが、ありのままでいてよくて、それをお互いに保障し合う。そんなコミュニティであればいいな、と思います。それって簡単なのかな?難しいのかな?

 

 「せんせい」ではない立場で、子どもたちや先生方や、地域の方々と、どう関わって行くか。そこがなんか楽しみです。

 

 

 半年前には、まさか、今春石巻地区を離れ、このような立場になるとは思っても居ませんでした。とは言え、今こうしてこうなっているのも、やはり私にとっては震災での出来事や出会いがあったらこそ。

 

 だから,この地で私ができることを精一杯やってみて、学んだことや経験を石巻地区にもやがて持ち帰ることができるようにしたい、そんなふうに思います。

 

 だからこそ、ここでやるからには、この土地の「ひと、もの。こと」にていねい触れてみたい、そんなふうに考えています。

 

 

 今日は、着任式などもあり、初登庁。目の前に磐梯山

(今までは毎日海を見る生活だったけれど、今日からは山、だな。)

そんなふうにおもった朝でした。

 

 「先生」としての居場所を失ったとも思いますがそれが結果「居場所が広がった」そんなふうに感じられるように、過ごしていきたいなと思っています。

 

 マイチャレンジ。

 

 

 追伸

 今回、新しく出会った方々といろいろおしゃベりしていたら、石巻に住んでいた、関わりがあった方に何人も出会って、超びっくり。

 神ってるな…と感じたのでした。勝手に後押しされた気になりました笑。