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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「がっこうってなんだろう」

 ヨシタケシンスケさんの「なんだろうなんだろう」の本を読んでいて。

いろんなことばんに対して

「ってなんだろう?」

という問いが出てきます。けっこうたくさん。

1つ1つ、 日常でよく使う言葉なんだけど、

「〇〇ってなんだろう?」

とあらためて問われると

「うーーん…?」

となってしまうものばかり。

 

 そして、そういう問いの中で、なぜか、一番最初に出てくるのは

「『がっこう』ってなんだろう?」です。

その次が

「『たのしい』ってなんだろう」。

「『うそ』ってなんだろう」

「『友だち』ってなんだろう」

「『しあわせ』ってなんだろう」

と続いていくのです。

 

 さて、明日から学校は始業式です。

3学期が始まります。

 そして、3学期は今年度の振り返りを活かして、次年度構想を練る、そんな私たちの「まとめ」の時期でもあったりします。

 

 次年度の計画を立てるのも、ちょうど3学期に当たります。

 

いっそ、いろいろ膨らんでしまった「がっこう」というものを、

一旦リセットしてみて、

学習指導要領だけを大綱的な基準にしながら、

「がっこうってなんだろう?」

を子どもたちや先生たちや保護者や地域の方々と考えながら、

0から、もうまっさらな状態から、進みながら計画をつくっていく、そんな1年なんておもしろいと思うんだけどなあ、

と思ってしまいます。

 

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