次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

こちらから聞けばいいんだ

  聴いてもらえていない、と自分が感じているのなら、こちらから聞けばいいんだ、理解できなかったら何度も聞けばいい、と分かった経験。

 

 当たり前と言えば当たり前。

 

 全部が全部そうじゃないと思うけれど

「聴いてもらえない…」

なんて思うことは、時に

承認してほしい、いいねと言ってもらいたい、そんな裏の感情があるんじゃないか、と感じた。いや、ある。

 

 だから、耳障りの言い言葉が返ってくるときは

「聴いてもらえた」

になるし、そうじゃないときは

「聴いてもらえない」

になる。

 

 まてよ?

「聴いてもらえない」

のなら、こっちが聞けばいいんだ、ということ。

 

 そういう状況で、さらに聞けば、

また耳障りのよくない言葉が返ってくる確率は高いんだけど(この場合の流れだと)

それでも、対話の回路を開通させたかったら、さらに聞けばいいってことだな。

 

 要は、「承認されること」(気持ちのよくなること)を目的にするか「対話の回路を開通させて、次に進むこと」を目的にするか、どっちなんだ?ってこと。

 

 ふむー。

 

 そっか、さらに聞けばいいんだ、と気付けた経験。そうしてみたら、気分的に

(お!なんか前に進んだ気がするぞ)

ってなんか嬉しくなった、そんなことがありました。

 

 ちょっと一線を超えて、飛び込んでみるってことは、いるなあと思った出来事。

 

 

f:id:motoryou:20190210124559j:plain