第1報を聞いたときは、
「え?」
と耳を疑ったなあ…。
突然の、全国一斉の臨時休業措置。
コロナウィルスという、目に見えないものの影響。計り知れず。
明日からの長い臨時休業に備えて、職員同士で何回か打合せをしたり、子どもたちに伝えることを伝えたりする、そんな慌ただしい気分になる1日。
それでも、
「うちは、全員ですべての子どもたちのことを見ていて、それぞれを分かっている。小さな学校の強みはここだよね」
「だから、みんなで、ここから子どもたちを見ていこう。」
という校長先生の言葉。
震災をどっぷりど真ん中で経験した校長先生らしい言葉だ、と私は感じた。
コロナウィルスによる、全国一斉臨時休業。
ウィルスもだけど、「心の病」が心配だよね、と先生方と。
人と人とが関わり、助け合うことを学んできた、学んでほしいと子どもたちに伝えてきた私たち。
ともすると、分断と排除、格差を生みかねないような、コロナウィルスとの一連のことに心を痛めながらも、これからをどう過ごすか、が問われる気がする。
「この先に何が起きるか、そこを見据えて手を打たないとな。震災を経験した我々なら、見えるよね。」
と。
震災の時のようだな、とふと思った。
今日、ふつうに体育の授業をしていた。
それがなんかよかったな。