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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

はたらくおじさん、おばさん

 昨日ある方と話していて

(ああ、そうだったなあ…)

と思い出したこと。

 

 子どものころのは、身の周りに「商店」がけっこうあった。

商店街。

 

 そこには、お店の人がいていろんな作業をしていた。

はたらくおじさん、おばさん。(そういうテレビもあったような…。気球に乗っていた人形があっちこっちにいくような?)

https://www2.nhk.or.jp/archives/search/special/detail/?d=youth013

 

これこれ笑

 

 私がとてもよく覚えているのはある魚やさん。

 

 夏になると店先でウナギを捌いていた。生きたウナギが桶みたいなところにたくさん入っていて、そこから1匹をつかみ出すと、まな板の上に載せ、素早く五寸釘みたいなやつで、

「タンッ」ってえらの辺りをさして、まさにまな板の上に「はりつけ」にされる…、暴れるウナギ。そこから手早く包丁を使って、あっという間に「身」になってしまうウナギ…。

(ひえ…)

と思いながら、じーーーーって見ていたことを思い出した。

 

 そこから、パンク修理をしていた自転車屋さんとか、お豆腐をつくっていたお豆腐屋さんさん(あ、ラッパを鳴らしながら自転車でくるお豆腐屋さんもいた)、コロッケを揚げていたお肉屋さんとか、たくさんの木箱の上に野菜を並べていた八百屋さん、いろんなものが「陳列」されていた(私にはそう見えた)乾物屋さんっていうのもあったなあ。あ、畳やさんっていうのもあった。その作業もけっこうじっと見ていた記憶がある。

 

 私が子どものころは、そうやって、目の前で作業し働く、お店の方々がたくさんいた気がする。

 

 今は、どうだろ…。そんなことを思ったその時間。

 

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