次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

そんな日曜日の朝

 今日は、全国のホワイトボード・ミーティング®関連の方々とのミーティングがありました。

 オンラインミーティング。

 

 ホワイトボード・ミーティング®を学んでいるのは、あらゆる職種の方々です。医療、介護、福祉、教育、ビジネス…。本当に多様です。

 

 

 今このコロナ禍の中で、奮闘されている方々もきっと多い。典型的なのは医療や介護の現場。そして福祉や教育だって不安要素がたくさんあります。もちろんビジネス現場だって今後の経済がどうなっていくのか…。

 

 だれもが不安、不安、不安、なんだなあ。

 

「でもその中で、今、がんばってくれている方々が今ここにいる」

という言葉で、本当に、お恥ずかしながら

(ああ、そうなんだよ…、そうだ、そうだ…)

とまさに涙が出る思いでした。

 

 今までも、そりゃあ

(自分にできることはしよう)

と思って居ましたが、この言葉、この時間を、まさに最前線で働いているだろう方々の声や姿を画面越しにでも聞いたり見たりするだけで。

(ああ、自分にできることをできるだけ…)

と一段レベルを上げて考えられるようになった、なんかそんな気がしました。

 

 

 一緒に会えない、話せない、そんなお互いのコミュニケーションを阻害する事ばかりが多くて不安も高まりがちですが、でも、エンパワーされた、そんな時間でした。

 

 

 以前、パーマカルチャー分野で有名な方が話してくださいました。

たしかこんな内容だったと思います。

 

「生きている、と、死んでいる、の違いは何だろう。?」

「生きているものの特徴は『集める』『集まる』『循環する』。それをしなくなった時が死んでいる状態。分裂、分断、ばらばらになる状態」

 

 今は、戦略的に人が「集まらない」「循環しない」を求めらている時。

 不安が高まります。どんどん。

 

ならば「集まらなくても『集まる』」には?

「循環しなくても『循環』するには?」

を考えてみるのもいいかな、と思いました。

 

「今は、生命身体の危険を回避して、ものごとを前に進める時。」

 ホワイトボード・ミーティング®で大切にしている「良好なコミュニケーション」の意味を私自身が、しっかり咀嚼しているかどうかを自らに課す、そんなことになりそうです。

 

 肩の力をそこそこ抜いて、でも、がんばろうと思いました。

 

 

 そんな日曜日の朝。

 

 

f:id:motoryou:20200403111037j:plain