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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

ちょっと立ち止まるのも、勇気

 勢いにのって動くのは、けっこう「楽」なんだと思う。

 

 だって勢いがあるから。

 

前に進みやすい

 

と思える。

(よっしゃー、今だ~。やったー)

(不安だ~、逃げろ~)

みたいに。

 

 でも、小さなもの、小さなこと、小さな声に気が付かなくなってしまう。

 

 本当は「小さく」はないのにね。

 

取りこぼしてしまう。

自分が中心になってしまう。

               

 全てのことを見て、聞いて、はきっと無理。できない。

 

 でもそういうものやことや声があることを分かっていること、分かっていることを伝えること、それならできる。

 

 歓喜、感動、不安、恐怖…。心の動きが大きいときは、不安定になりがち。勢いが付いている状態。それは誰にでもあることだからそれはそれでいいんだよね。

(お?今、勢い付いているかも、いるな…)

(焦ってる?)

(見えなくなっているかも?)

って、ちょっと立ち止まれる、そんなことができるようにならないとな。

 

 「安定的に立つ」、っていうのは、「安定的に立てていない自分に気が付ける」ってことなんだなあ、と考えた次第。

 

 

 自分を中心に置いちゃって、それが「いつも」だったり「それに気が付かない」ってことになると、バランスってとれないものだから。

 

 

 毎日が勉強だなー。

 

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