勢いにのって動くのは、けっこう「楽」なんだと思う。
だって勢いがあるから。
前に進みやすい
と思える。
(よっしゃー、今だ~。やったー)
(不安だ~、逃げろ~)
みたいに。
でも、小さなもの、小さなこと、小さな声に気が付かなくなってしまう。
本当は「小さく」はないのにね。
取りこぼしてしまう。
自分が中心になってしまう。
全てのことを見て、聞いて、はきっと無理。できない。
でもそういうものやことや声があることを分かっていること、分かっていることを伝えること、それならできる。
歓喜、感動、不安、恐怖…。心の動きが大きいときは、不安定になりがち。勢いが付いている状態。それは誰にでもあることだからそれはそれでいいんだよね。
(お?今、勢い付いているかも、いるな…)
(焦ってる?)
(見えなくなっているかも?)
って、ちょっと立ち止まれる、そんなことができるようにならないとな。
「安定的に立つ」、っていうのは、「安定的に立てていない自分に気が付ける」ってことなんだなあ、と考えた次第。
自分を中心に置いちゃって、それが「いつも」だったり「それに気が付かない」ってことになると、バランスってとれないものだから。
毎日が勉強だなー。