次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

家庭科すごいぜ

 学校が再開することを視野に入れながら、

(さて、どうしていくかな~」)

と考えたりする。

 

 こういう時だからこそ、再開したとしても、その後再び「休業」(というか、子どもたちが学校に来られなくなる状態)になることも視野にいれないといけないわけで。

 

 そんなことを考えながら、「家庭科」の学習指導要領解説を読んでいる。

内容の柱は「A 家族・家庭生活」「B 衣食住の生活」「C 消費生活・環境」。

 

 日常生活が大きく変わる、変わりそうな今。そして個人でも社会でも大きな課題に直年している今だから、この「家庭科」って学びは結構なきもになるよなあ、と思って眺めています。

 

 家庭科×国語、 家庭科×算数、社会…。

 

 もともと家庭科ってこうしてみると、「総合的な学習」にかなり近いよなあ…、という実感。

 

 

 このコロナ休業期間で、子どもたちの教科書を使った予習の進み方も内容も、ばらばらになっているはず。だから、そこからのスタート。

 

 学校が再開したとして…

 はじめっから、個別課題、進度で進む、それをみんなで体験しつつ、もしかしたらの「休業期間」にむけての自立学習と共同学習の兼ね合いを、子どもも私も探る、そんな感じになっていくなあ、と思っています。

 

 そして、

「個人個人のペースで学ぶってこういうことね。」

「一人でできることは一人でやってしまったほうがいいね」

「みんなで考えたいときは、どうしたいいかな?」

「やっぱり、みんなで学べると楽しいよね。」

「もし、また休業期間になったらさ…」

 

 そういうことを、考えたり体験してみたり試してみたり計画を立ててみたり。

そんなダッシュを、緩やかに(というのは子ども主体に)進めていきたいなーって思っています。

 

 そのために、まず、自分が準備しないと。

 

 自分が、まず「一人で学ぶ」をじっくりやること、その上で「みんなで学ぶ」を考えたり体験してみたりすることだな。

 

 自分でやらず(やる気がなくて)に、「やってみなさい」なんて言えないし。

 

 

 それにしても「家庭科」すごいな。

 

 「総合」と「家庭科」が軸に「かける」のスタンスかなあ。

f:id:motoryou:20180511160639j:plain