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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■特別じゃない、毎日のこと

■特別じゃない、毎日のこと

 日常の、ちょっとした出来事の中でけたけた笑ったり、
「お、いいこと思いついたー!」
ってやってみて
「わ、やっぱいいわー!」
とか
「ちょっと~笑、何してんの~!」
とかって言いながら、また笑ったり。

 
 それが時々、学習中に起こったりしても別にいいわけで。

 毎日の普通の時間の中に、ちょっと笑顔になったり心が晴れたり、それを一緒に味わう友だちがそこにいたり、そんなことで結構十分だったりするかな、と思う。


 コロナの影響で、運動会がなくなったりプールに入れなくなったりしているけど、それだからと言って(見たり話をしている限り)周りの子どもたちは、そんなに残念がっているふうでもない。

 今までと変わらず、日常を楽しんでいるふう。

 6年生の彼らは、さすがに修学旅行が気になっていたけど、延期に向けて具体的に動いていることを伝えると、そこは安心したみたい。


「やっぱさあ、このメンバーで修学旅行にいくっていうの、きっと楽しいよね~(^^)」
「だよねー、おれ、絶対白虎刀買うし!」
「えー?いらなくないー?私いらなーーーーい笑」
「えーー、いるでしょう?!」
なんて言いながら笑っている。


 そんな当たり前の毎日を、大切にしたいよね、と思う。

 そういう日常の毎日ちょっとずつ君たちが積み上げるから「催し」も「催し」になるんだな…と思う。

 

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