次の場所へ行こう

本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■変われる自分に気が付く

■今週のクラステーマは「変われる自分に気が付く」
 
 そこに基軸をおいた今週の活動。
その環境やサポートをどうやっていくかが私の役割。


 やれば(何かしら動けば)、前に進む、やらねばそのまま。
やるもやらぬも、自分で判断してみるってこと。


 これってけっこうたいへん。
「やらない」という積極的な判断だって、心からOKサインを出さないと、やらされるなかでの名ばかり「自主性」になってしまうから。

 必ず人は、(子どもは)自分の快へ動き出す、自分が変わり成長する方向に必ず動き出す、そこを信じ切ることが自分にも課されるから、なかなかハードルが高いチャレンジなのだな。


 すぐに効果や成果や出なくても動き出せば何かが変わるし、かわるきっかけは作れる。

 その時には、周りの「評価者」がどういう立ち位置で立つか、なんだと思っている。


 その子が自分の意志で、よかれと思って自分の意志で動き出したその姿、行動をちゃんとキャッチして後押しする、そういうことをしたい。


 できた、うまくいったことの中にも次へのチャレンジがきっとあるし、うまくいかない、できないことの中にもよかったこと、って必ずある。

 だから、意志をもって何かをしたことに意味があるんだよ、さあ次にいこうって声を掛けていきたい。


 今まで、いわゆる「お勉強」が得意だった子も苦手だった子も、全く同じ。自分が変わること、変わってきたことに気付いたりできる、それがうれしい、楽しい、一緒に喜んでくれる仲間がいればそれでいいんだよね。

 

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