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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

ツカレター

 先日は児童会の七夕集会。

少ない6年生と4年生で一緒に準備をしてきての実施。(5年生はいないので)

 低学年の子たちも含め、みんなで楽しい時間を過ごせました。

 


終わったあと、教室に戻り
「どうだった?」
と聞くと、
「ツカレター」

「いやあ、疲れました~」
と笑。6年生は運営側ですから、確かにそれもそうかもしれませんね。(^^)

 

 そう思ったので、

「そうだよねえ、運営するとなると疲れるよねえ、分かる分かる(^^)」

「お疲れ様~、いい集会だったと私は思うよ。」

と伝えました。

 

 その時一緒にいた中学校の先生は

「え?楽しくなったの?」

「楽しかったんじゃないの?」

と心配していましたが笑。

 

 考えてみれば、コロナ休業があって、1時間単位の児童会行事をこのメンバーで行うのは実は初めてですから。

 

 これまで4年生と一緒に、集会の内容を決めたり役割を分担したり、短冊を準備し回収したり、お知らせの新聞を書いたり、ゲームの内容を考えたり、紙芝居の練習をしたり…。
 そして前日準備をして、当日打合せをして。
 それから集会の司会進行、ゲームやクイズのとりまとめ。 

 4人で協力してよくがんばったなあ、と思います。下級生が楽しく参加できたのは、上級生の準備もあったから。「ツカレター」と言いながらも、そこに成就感を感じていてくれると嬉しいなあ、と思います。

 

 

「ツカレター」って言いながらも表情は悪いわけではないので、いいのです。

 安易に「タノシカッタ」もまた信用ならないものです笑。

 

ツカレター、タノシカッターも境目は、ないし、なくしていけたらいいものだと思いました。

 

 どっちでもいいもの。

 

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