長い臨時休業も一旦終わり、学校が再開された。
そうして、1日を6年生の子どもたちと一緒に学んだんだけど、あまりにも「普通通り」に学び、過ごすことができて、それがなんともよかったなあ、と思っている。
会社活動の時間には、「科学会社」のメンバーが
「これ、面白いんだよ!」
といいながら、“人間実験”(?)(できそうでできないこと…みたいな?)を調べて、みんなで笑いながら試して、楽しんでいる。
算数では、点対称な図形を考えているときに、ちょっとこんがらがってしまった友だちに
「これで確かめるといいよ~」
なんていって、電子黒板でデジタル教科書を開いて、図形を動かしながら
「ほら、こんな感じ。こことここが対応するってことー」
「ああー、そういうことか~」
なんていいながら。
「学校再開」なんて、なんか肩に力が入ってしまうような感じだけど、1学期が途切れてしまったあの日の、まさに翌日みたいな感じで学校が再開できたことが嬉しい。
学校全体として、「焦らず、ゆっくり、今を楽しむ」を臨時休業期間と学校再開を見越した登校日期間を過ごしてきたからかなあ、とも感じている。
「焦らず、ゆっくり」やれば「楽し」めるし、何かあったとしてもキャッチできる心の余裕がある。
「どうしたの?」からまた一緒にみんなで解決に向けて動けるだろう。
「何かあっても大丈夫」
そんな関係をゆっくりつくっていく、そんな1年の再スタート。