先日、ある保育園の先生たちとの座談会みたいな学習会を行った。
今夏のイエナプラン教育全国大会の準備の一環。
たくさんの気付きがあったんだけど、私がもっとも印象に残った言葉だけを記すとなると
「(大人の)顔色を見ることは、今はいらない。」
それを、即座にいいきった園長先生の姿。そして、それまでの会話の中でも保育士さん方が、そこのところに覚悟と確信をもっている様子がひしひしと感じられたこと。
すごいなあ…と。
これは、常に「悩み続ける」こととセットなんだと思う。
だから、常に自分の感情と向き合う必要がある。大人も子どもも。
まず自分の感情を大切にする、そこに向き合う、そのあとの意志決定も自分で行う。失敗することだってあるかも知れないけれど、そうなったらそうなったで、また自分の感情に向き合う。
他者にも自分と同じような感情がある、そこを時にはぶつけ合ったりすり合わせたり、出したり引っ込めたり、そんなことが実は毎日の日常の中では、とっても大切なこと。
これって、子どもの限ったことでないよね、と感じる。
今回の大会のテーマは「イエナプランと『催し』」
「感情の共有、分かち合い」。
幼年期に、自分の感情を「ちゃんと」もつ、そんなことの意味をすごく感じた時間。
幼年期に限らず、児童期、青年期もだなーと思う。
そういう場面を奪わないようにしたいな。