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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「いいこと考えた!」

 「いいこと考えた!」ってマジックワード
 
 そう思う。

 

 小さい子の口からよく出てくるイメージがあるけど、大きくなっても使いたい言葉だし、そういう気持ちをもっていたいなと思う。

 

何気ない言葉なんだけど、この言葉を強く意識したのは約1年前。

あるプレイワーカーさんと偶然出合って、それも子どもたちが目の前でどろんこになった遊んでいるそんな場面での立ち話の中。

「子どもたちが『いいこと考えた!』って言うでしょう?その言葉が好きなんですよね…」

 たしかそんな一言だったような気がします。

 目の前には、まさに「いいこと考えた!」ようでに
「このカエルちゃんたちに滑り台滑らせよー!」
みたいにいって、1センチにも満たない小さなカエルを、持ってきた樋にドバーっと流したりしてる(笑)。
「カエルちゃん、たのしそー!」
とかって(笑)。


 それは、ともかく、大人も子どもも
「いいこと考えた!」
って言える環境だといいんだなあ、と思います。

 そんな言葉を自分自身で使ってみる、そんな言葉がでてきたら喜ぶ、一緒に面白がる、
「なんか、いい考えないかな~?」
ってつぶやいてみる…。

 なんでもいいんだけど、
「いいこと考えた!」
がたくさん出てくると、きっと物事、うまくいってもいかなくても、けっこう楽しいと思うんだよなー。

 

 


 それが「あそび」心なのかもね、と思うのです。

 

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