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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■小さく、繰り返す

 

 国語の物語文の学習。「人物どうしの関係を考える」をテーマに学習を進めてきた。
このねらいの他に、やりたいことが2つあって。


①ホンモノの本を使うこと。
②子どもも大人も一緒に学ぶ空間にすること

 ①については、「ダンプえんちょうやっつけた」と「さっちゃんのまほうのて」を使った。
②は、一緒に授業に入ってくれている中学校の国語の先生も子どもたちとの対話の中やグループワークに一緒に参加してもらった。

 前回、プレゼンまでできたので、今回はそこからの「読書感想文の書き方練習」みたいな時間に移行。
 ホワイトボード・ミーティング®でペアでお互いに聴き合ったあとに、そこをベースにしながら「感想文一気書き」チャレンジ。

 発散、収束1、収束2、活用のプロセスがそのまま、感想文の中の「序論」「本論1」「本論2」「結論」になっていくイメージ。説明文でやった文章の構成をここでも使ってみようと思って。


 大人も子どもたちと一緒に、
「よーい、どん!」
で感想文を書く、そんな時間。


 大人の本気の感想文は、さすがにステキだった(笑)。

 一緒に学び合っているから、次回は感想文をお互いに発表し合う時間。

 そして、読み物に親しむまとまった国語の学習に入って行くことにしようっと。

 繰り返す、教科書だけじゃなくてホンモノとつなげる、大人も子どもも一緒に学ぶ、小さくてもプレゼンをする、そんなことをいろんな場面で、それこそ「繰り返して」いきたいな。

 小さく、小さく。 

 

 

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