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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■1学期終了

■1学期終了

 1学期が終了。短いけれど学校は夏休みに入りました。

 運動会は中止になり、修学旅行は延期となり、大きな行事の無かった1学期になりました。
コロナ休業中に感じたことは
「日常って大切、貴重。」
でした。日常になっていること、日常だと思えることがけっこう大きなことなんだなあ、と思いました。

 日常が安定してるから、「非日常」が楽しめる、わくわくするってことだと思います。

 1学期の学校再開後は、けっこう淡々と日常を刻んでいくことを心掛けてきました。一緒に学ぶとか、おしゃべりするとか、遊ぶとか。大きなイベントはなかったけれど、そこそこ楽しく生活できたかな、と思います。

 
「1学期、面白かったことや楽しかったことは?」「大変だったけど、頑張ったなあと思うことは?」
というテーマでみんなで話したときは、給食の時間におしゃべりしていて、大笑いしたときのあの話題、この話題。算数で苦労した話、社会科で歴史新聞を作ってミニプレゼンした話、海での着衣泳のこと、田植えで(汚れるの、やだなあ…と思いながら田んぼに入ったこと、大雨で冠水した田んぼの水をみんなでくみ出したこと…)、そういう日常のあれこれ。


 まあ、そんなもんだなあ、と思う。大事だな、とも思います。

 ずっと欠席0だった4人のメンバーだったけれど、先日一人が欠席。なんとなく調子の狂う1日だったんだけど、
「なんか4人いないと、へんですよね~」
なんて子どもたちが言っているのを聞きながら
「んだなあ、なんか、なあ笑」
と話す、そんな時間もまた貴重だったかな。

 

 子どもたち一人一人が、自分の持ち味を存分に発揮できて、毎日をそこそこ楽しんで欲しい、お互いにお互いが心地いいい空間をつくってほしい、そんな願いを持っています。

 1学期が終わり、ちょっと小休止。

 もやもやと考えながら、2学期のイメージを自分の中でつくれたらいいな、と思っています。

 

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