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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■焦りは禁物、と常に自分に伝えないと

■焦りは禁物、と常に自分に伝えないと

 「変化」って2次曲線的なんだな、と思っています。
あるとき、「あれ?」って感じでぐいっと変わっていったり進展したり。

 これだけやったから、すぐに期待したように変化が起こる、効果がある、なんてことは実はあんまりない。

 やり続けていると、はじめはあまり変化はないんだけど、一定期間過ぎると、ぐいっといく、そんな感じが実は多い。
 それは、やったことそのものが変化を生むと言うよりも、その間に入力された様々なものがつながり出すには、ある一定期間が必要、そういうことなんだと思う。

 その変化だって、当初、こちらが想定していたものとはまた違っていた、なんてことばかり。
「あら?そうなったのか!」
みたいに。

 それもまたよし。

 

 自分の思いを中心にして、周りの人やことを直線的にだけ見ていたら、焦りも生むし見誤りそうな気がする。
 そもそも、思い通りになんていかないものだから。


 幅広く、ロングスパンで。近視眼的にならないように。
 でも瞬間的に、ぐっと接近してよく見る、そしてまた離れて見る。


 近付いたり離れたり、そんな行ったり来たりができることなんだな、きっと。
 ああ、やっぱり、単焦点レンズで写真を撮るときのようだなー。


 面白そうなことやものを探しながら、見続けながらって感じかな。
 今だけでなく、過去も未来も、一括りに視野に入れながら、だなあ。

 焦ると、ついつい立ち位置が固定化してしまったり、視野が狭くなって見えている範囲だけが全部、みたいな思い込みに至ってしまいがち。それがきっと居着く、ってことなんだな。


 ある面、できてもできなくても、どっちでもいい、くらいの構えでいたほうがいい気もする。

 いつかはなんとなるかな、程度が私にはちょうどいい気がします。

 

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