■「気持ち」を受け取る、「気持ち」は否定しない
ある保育園の園長先生と話していて。
「やっぱりね、保育園って子どもたちも小さいから、いろいろあるわけ。でもね、例えば嫌なことがあって、『あむ!』ってお友達を噛んじゃうことだってあるんだよね。それ自体は、やっぱりだめなことなんだけど、でもその子にはその子のそうしてしまった気持ちっていうのがあるじゃない?だからその『気持ち』までもは、否定しちゃいけないと思うんだよね。」
と。
気持ちは、否定しない。受け取る。
気持ち、ってその子自身だもんなあ。
その人自身だもんなあ。
そんなことを感じたのでした。
子どもたち、うまくいくこともいかないことも、いろいろあるけど、その際の気持ちっていうのにちゃんと私はフォーカスできているかな?そんなことを感じた時間でした。
そして自分自身の気持ちも。
他者に自分の気持ちを受け取ってもらえるから、自分の気持ちも伝えられるのかな。
自分の気持ちを伝えるから、受け取ってもらえるのかな?
どっちが先か分からないけど、赤ちゃんや幼児期、児童期に大人や周囲から自分の気持ちをしっかり受け取ってもらえる経験をたくさんしておくことは、やっぱり順序として先なんじゃないかな、と思ったのでした。