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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。社会教育士。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。https://note.com/bandai_gradation/

■自分のことをすればいい

大谷選手のインタビューの受け答え。そうだよな、と感じた所。

――子どもに一言メッセージを。
「プレーする側としては夢を与えようと、元気を与えようとは全く考えていないので、そう受け取ってもらえればうれしいかなと思って毎日頑張っていますし、そう受け取ってくれるのはその人がそういう感覚を持っているからなので、純粋な感覚があるならそれはそれで素晴らしいことですし、野球をやっている子は特に上手い選手を目標に頑張ると思うので。僕自身もそれに値するような、目指されても問題ないような人間として今後も頑張っていきたいと思いますし、そうなるように子どもたちのことも応援しています」

 

 そうだなあ…って考えたこと。

 人に何かしてあげようとか、させようとか、変えようとか、そんなことじゃなくて。

自分のことを一生懸命すればいいんだよな、と思いました。

 

 自分のことを本当に一生懸命やろうとすれば、それが自然と誰かの役に立つのだろう、と。誰かのために、は副産物って言っていいのかな…。

 両方セットなんだと感じています。

 

 学校では、「せんせい」なんですが、子どもたちの考えることやすることが面白いというか、なるほどそうきたか、とか彼らから学んだり気付かされたりすることがあまりにも多いです。

 

 私は私で彼らから学んで、そして自分自身でも「面白そう!」って感じたことにどんどん触れていきたいな、と思います。

 今年はいろんな意味で環境も変わったので、けっこういろんな意味で1からのスタートな部分もあったけれど、だからこそ「面白い」経験もできた年でした。

 

 さて、今年のことをゆっくりじっくり振り返ってみようかな。そして、

「今度はどんなことが学べるかなー」

って楽しみにしよう。

 

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