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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「~じゃないとき」

「~じゃないとき」がどうか、なんだなーって感じることがある。

 

 例えば

「算数、じゃないとき…」

「家庭科、じゃないとき…」

「発表会、じゃないとき…」

「学校、じゃないとき…」

 

 僕らで言えば

「先生、じゃないとき…」

「仕事、じゃないとき…」

 

 昨日、みんなで算数をやっていました。

「分かれなければ、聞けばいい。相談すればいい、調べればいい」

4人のクラスだから、一人一人私が教えようと思えばできないことはありませんが、敢えて私はあまり教えません。というか、余計な邪魔をされるより、自分たちでなんとかするほうが楽しいみたいです。

 私に聞きたいときは、自分たちで声を掛けてきますから。

 

 教室の円卓に集まってあれこれ、相談しながら考えて

「あー、分かった、そういうことね~」

「あ、もういい!あとは自分でやるからー(^^)」

 

とかってやってる時が一番楽しそうです。

 

(うれしいなあー)

って目で見ている(つもり)と、

ちらっと私を見た子が

「せんせ、何寂しそうにみてるの!」

って言われて、

「なぬ!違うから!」

とか言ってみんなで笑ったりとか。

 

 まだできないことや難しいこともあるんだけど、それぞれが「学ぶ」ってことに向かって楽しんで進んでいけたらうれしい。

 

 「~じゃないとき」がどうかってことが、実は一番大事にしたいことなんだなーって思う。

 

 

「~ている」っていう状態かな、自然、ってことかなー。 

 

 

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