■予想を超えてきた…やられた…笑
「せんせ!流木で自転車つくりたいっす!」
と行ってきた〇君。
「え?自転車?」
と私。
「流木で、自転車??」
「はい!流木で自転車つくれたらいいいですよね?」
(どういうこと?流木で自転車?うーーーーん、分からん…)
と思っていた(笑)
(まあ、でも、そう言ってるし、『そんなの無理でしょ』なんていうのも何だしなあ…)
と思って、
「あ、そう?じゃあやってみたら~」
と言って、時間も作ってみた。
1日目は、流木をあれこれ組み合わせながらつなげていて、わっかをつくったりしていて。しかしながら、自転車なんだか、ただ流木をつなげているんだか分からないような感じ。
私も
(〇君、自転車をつくる、なんて言ってみたけど、まさか私が「やってみたらー」なんていうと思わなかったんじゃないのかな?『やっぱ、無理でした』なんて言うかもな~)
なんて、実際ちょっと思っていたりして。
2日目も、けっこう本気でやっていて。
「せんせ、おれ、昨日も風呂入りながら、どうしたらいいかな~、ってずっと考えていたんすよ。」
なんていいながら、作業している。
「へえ、そうなんだ~」
とか返事しながら聞いている私。
その時間でも完成はせず、
「放課後、つくっていいっすか?」
っていうのか
「OK!」
と。
帰宅するバスの時間前になって
「できましたーー!」
と。
「もう、展示しました!」
「展示?」
「見ますか?!」
というので見にいったら…
やれれた…、そして実に面白い!!!
まさか、こうしてくるとは…。
完全に私の予想を超えてきた、恐るべし、〇君。
あー、無理でしょ、って言わなくてよかったなあ。
大人基準(というか自分基準で)、価値観で止めてはいけないんだなあ、感じた出来事。
だって、これは、私には絶対思いつかない発想だもの…。
そして、一方で、牡蠣の殻を砕いて粉にしている子たちがいるんだけど…。あれは一体どうなるんだろう…。