■つまりは「分からない」
「分かったつもりになってはいけない」
これは、最近、自分の中でも大事にしている言葉。
「分かれば分かるほど、分からないことが出てくる、分からないことに気付いてくる」
みたいなものかな、とも思う。
「分かったと思ったら、見えなくなるし見なくなる」
とも言えるかも…と自分を省みながら思う。
分かった、と思うとそこでそれ以上考えることはないし、見て見ぬ振りもできる。
自分に都合にいいことしか見なくなるとも言える。
実際、目の前で起こっている現象はいろんなことが絡み合って時々刻々変化し続けているわけでこれで最終形なんてものは、そもそもない。
「よい」の裏には「よくない」が必ずあるんだよなあ、とも。
だから永遠に「分かった」なんてことはないってことだな。
昨日ある方とおしゃべりしていて、
(ああ…)
って思ったのは
「外に、外にと広げていると、なんか同時に内側にも入り込んでいくって言うか…」
「外に広げることで、より『そもそも』を考えられるようになったり?」
みたいな会話。
ホワイトホールとブラックホール?
太極図?
なんて言っていいか分からないけど、外への動きと内への動きが同時進行で進んでいるみたいなイメージ?
知れば(知ろうとすれば)するほど分からなくなる…みたいな?
分からなくなるけど、分かる部分がしっかりしてくる気がする、みたいな?
ああ、訳分からん笑。
でも「分かる」気がする…。
つまりは「分からない」。