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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■「分かり合う」に向かって

■「分かり合う」に向かって

 先日行われた、文化祭の振り返りを職員間でホワイトボードを使って。
 小中教員メンバー一緒に。

 やっぱり、みんなで取り組んだことに対して、気持ちレベル、エピソードレベルで共有し合うことってとても大切だなあ、と感じる。

 「ああ、分かる分かる!。」
「へえ、そんなことがあったんだー。」
「いいねえ、そうだったんだね。」
「たしかに!それいいね。」

 子どもたちの姿や私たち教員の喜びだったり、困り感だったりを、メンバーで向かい合って、単に言葉だけでなく、声のトーンや表情も一緒に会わせて共有する。それをいろんなメンバーと何度も繰り返す。

 そこに意味があると思う。

 書いたから分かる、言葉で残せば分かる、ではない。

 気持ちレベル、つまりエピソードレベルでも共有しておくことが、少しでも「分かり合う」ことにつながっていくんだと私は思っている。

 非効率的にも見えるかもしれないが、「急がば回れ」。

 もちろん、子どもたちとも、同じこと。

 

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