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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

言葉は「解釈」

 クラスでは、毎朝の「トーク」の時間があります。

 

 ちょっとしたチェックインの時間。その時間が無くても、いつもおしゃべりから入るのですが、あえてそういう時間も設定していることも大事なことだ、と思っています。

 

 この日の朝は、「シャベリカ」を使って。

いきなり「この言葉だけはどうしても言われたくない!」というお題(笑)

 

 詳細は省きますが、なかなか面白いおしゃべりができました。すっごく簡単に言うと

「がんばったじゃん」

も、いいそれと嫌なそれが合って…みたいなこと。

 

「分かってもらっているのか、そうじゃないのか」

を、子どもはかなり敏感に感じていると分かります。

 

 同じ言葉でも、正反対に感じてしまうこともありますよね。

 

他者とどんなプロセス、エピソードを共有してきて、プラスもマイナスも含めて気持ちをどこまで共有し合ってきているか、そんな積み上げの上に「言葉」は解釈されるんだね…ってことを、感じます。

 

 子どもは「子ども」じゃないことも、話しているとよく分かります。

 

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