■放課後勉強部、みたいなもの
太平洋側の(まさに目の前太平洋…)の本校では、雪が積もるなんて珍しいこと。日本海側の大雪は心配で、ニュースでの報道について教室で話題にしたりします。
子どもたちにとっては、ほんの数センチの積雪でも、
「雪遊びができる!」
と大喜び。
昼休みも校庭に出て行って、汗かいて戻ってきたりしていました。
「放課後、せんせーもやりましょーよー!」
というお誘いの魂胆は分かっているのですが、そこで断ってはイケナイ、ので参戦することに笑。
それが終わってからの16:00からは、「放課後勉強部(仮称)の時間」。
学区が広すぎるので、どの子も通学バスや住民バスでの登下校。子どもによっては中学生の兄弟姉妹の関係で、遅くの便に乗らないといけない子もいます。
「放課後残って、これやりたいです!」
という子もいたので
「じゃあ、一緒にやろうかー」
でクラスの子と始まったのが「放課後勉強部(仮称)」
漢字検定の練習をしたり、算数のまだ未定着な部分を練習したり。
理解がゆっくりな子も練習の量が確保できると、やっぱり忘れていたり勘違いしていた内容も整理できるもの。
1つ1つの小さな「できた」「わかった」がやはり子どもたちにとって(とくに勉強に苦手感をもっている子には)大事なことなんだなあ、と痛感する時間です。
ここ数日、けっこうな量のプリントをやりながら、既習事項の確認をしてるA君は
「お!おれ、なんか覚醒してきました!」
「脳みそ、疲れましたー、ふー」
とか言って機嫌で18:00くらいまで頑張ってやっています。すごいな…。
そうしていたら、他の子も
「私もやろっかなー」
って言って、残って一緒にやることに。
メンバー、増えた笑。
「受験勉強の練習みたいなもんかなー」
なんて言いながら、今週はそんな「放課後勉強部(仮称)」がなんとなーく始まった感じ。
もうちょっと勉強したい子が自由に集まって、学ぶ。出る、出ないも自分で決めてOK。やることの相談には乗るけど、決めるのは自分。校内スタバ笑
放課後の校庭での遊びを含めると、ちょっとした「フリースクール」っぽい?(フリースクールがどういうものか、よく分からずに言ってますが)
課題は、放課後もずっと子どもと一緒に遊んだり勉強したりするから、事務的な仕事がさっぱり進まないところなんだけど…笑。
私が個人的に「遊び感覚」でなんとなーくやっていることだから、気楽だし
「あ、今日は会議があるから、やれるところまずやっていてね~」
くらいで臨機応変にやれるからいい。
これは「システム化」してしまうとそれはそれで、またやりづらくなるんだろうな、きっと。
それぞれの温度感をキャッチし合える範囲でやらないと、本末転倒になりそうだから、そこは気を付けたいな、と思います。
とりあえず、今は、それぞれが
「やるぞー」
ってなっているみたいだから、しばらくこのまま。