■震災で学んだことも、このコロナ禍でも
Gさんから
「震災のときのことをよかったら教えてくれる?」
というメッセージがきて、夜にZoomで話す。
あらためて、その時のことを考える機会になった。
たくさん、あれこれ話したけど。たくさん話した結果、辿り着いたとところは
〇自身の他者の「命、身体の危険」(心も含めていいと思う)が優先順位第1であること
〇一人じゃないと思えること、それをお互いで支えあうこと
〇誰かと一緒なら大概のことはなんとかなること、できること
〇人のためは自分のためであること
〇毎日の日常が、非日常にもつながっていること。日常こそが大切であること。
〇頭で分かった気にならない、分かったつもりにならない、分かったと思うことで逃げない、でも分かろうとしようと体ごとそこに入る込もうとする努力はする。感覚で分かろうとする、言語はそのあと。
たくさんやりとりしての、この感覚。
だから、自分でもまだ、もやもやと見えてきたことにすぎない。まだこの先がある。
ICTがどんどん、私たちの現場に入ってきて、無自覚無批判にそれを受け入れていると、この本当に大切にしたいことがかすんでいくような、そんなことにならないようにしたい、と感じた時間。
学校でしかできない、AIではできない「学校の役割」「教師のしごと」って、私にとっては「今ここ」なんだな、ここを意識して目の前の子どもたちとの時間を過ごしていきたい、いかないと、とあらためて考えた時間。
Gさん、ありがとうございました。