この展示に行ってきました。
もうすぐ3・11です。
テレビでもいろんな企画が放送されていますね。
写真展を見ていて感じたこと。
「なんて笑顔にあふれているんだろう…」
ってこと。震災からの10年の写真展なんですけど。
「けど」って言っていいのか分からないですが。
ここに映っている方々は、震災の影響をまともに受けた方々と、その方々と一緒にここ歩んできた方々。
小さい子からお年寄りまで、ほんと笑顔が多いんです。様々な形で関わってくださった(くださっている)ボランティアや支援団体の方々も。
もちろん、ひとりひとりいろんなことがありますから、悲しいことや辛いこともあるのはその通りです。
今年度は、様々な場面や機会の中で「感情の共有」というマイテーマがあったんですが、まさにそれを「写真」という形で見せられた、そんな気がしました。
私の現場は、学校だから、教室や学校、職員室がこんなふうに(いろいろなことがあったとしても)笑顔がたくさん生まれるように、できることをできるだけする、それしかないし、それが役割なんだな、と感じました。
やっぱり笑顔って力があるね、そういう体験をたくさん積んだ子どもたちが地域にたくさん出て行くことが「復興」(この言葉を簡単に使いたくない自分もいるけど)ってことじゃないかな。
そんな緩やかな日常を、多くの人がちょっとずつ積み上げていっている(…ている、なんだな)をちゃんとお互いに可視化する、可聴化する、認め合う、確かめ合う。そんな毎日を積み上げることなんだな、と感じました。