極小規模校だから、子どもたち一人一人との連絡は、大きな学校でそれをするより圧倒的にやりやすいです。
一クラス4人とか5人だから。
それは強み。
でも学区はとても広いし、この状況下では(僻地といえども)一緒に集まることは難しいですね。
学校の先生は、子どもたちの様子を知ると明らかに元気になり笑顔になることが分かります。それがたとえ電話だとしても。子どもが課題などを保護者の方と一緒に学校に取りに来て、ほんの5分くらいでも直接話すことができたりしたら、もうニコニコになっています(笑)
それだけ、ひとはひとに元気を与えたりもらったりしているんだなあ…と感じます。
笑顔の源は、やっぱり「ひと」ですね。
学校の先生は、こうして時々でも子どもたちに会えたり電話で話したりはできますが、子どもたちどうしではどうなんだろう?あまり友だちの状況や情報はないんじゃないかな?と思います。
児童館やその他子ども関連団体の方々から聞くと
「多くの子どもたちから話を聞くと、どうも『友だちと会いたいな~、だから学校が始まらないかな~』って子が多いだよね。勉強よりもそっちみたい笑」
とのこと。
ああ、そうだよねえ、と思います。
勉強は、ある意味、友だちと関わるアクティビティみたいなもん(笑)ですから。
「友だちと会いたい」「友だちと話したい」「友だちがどうしているか知りたい」
そんな感じでしょうか、子どもたちの今の思いをざっくり表すとすれば?
まだ、オンラインでって環境でもないので、学級だよりを先日郵送してみました。ある子の自主学習ノートの記事を載せて。
粉からこだわってホットケーキを作ってみたレポートを書いてきていたので、それを写真に撮って記事にしたもの。
それを読んで。
「おお、ボクもやってみっかなー」
とか
「へえ、こういうのもいいかな~」
とか息子、娘が言っていた、と保護者の方々から電話で教えてもらいました。
もちろん、ホットケーキのレポートを書いた子にもその事を伝えましたけど。
小さなことだけど
「友だちはどうしているかな」
が分かることが、やっぱりちょっとでも心を動かす、そんなことになるんだな、と思いました。
「学校とは何か?それは友だちと会うところ、会えるところ」
子どもからはそういう返事がくるかもしれませんし、それは「正しい」んじゃないのかな、と思います。
小さなことをちょっとずつ、つなげていこうと思います。