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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

始まるなー

 新しい勤務校も、「へき地小規模校」と呼ばれるところ。

基幹産業は漁業。

 

 一クラスの人数も1人から4人くらい。

 校舎もなかなか古く、新築の前任校から見ると設備的には整っていないところも多い。それは仕方のかいところだけど。

 

 まだ子どもたちには出会っていない。

 子どもが元気で笑顔で過ごせる学校がそこにあれば、地域は元気になる。

 

 

 コロナ禍だったり、人数が少なくなっていったり、施設的に厳しいところがあったり…などなど一見マイナス要因に感じてしまうこともあるけれど。

 

 でも。

 

 マイナスに思えることを、みんなで乗り越えて

「おおー、ここまできたね!」

「ここはまだだね、次のチャレンジにしよー」

「じゃあ、どうするといいかな?」

なんてやっていけると、それもプラス要因に転換できる。

 

 やりにくいから楽しい、、難しいからおもしろい。

お膳立てされて、スムーズにいったらツマラナイ。

 

 

 この春からの勤務校の隣の学校、谷川小学校に新任として赴任したのはもう30年ほど前。この日、校舎を案内していただきながら感じたことは

(あれ?この校舎の作り、谷川とすごく近いじゃないか…。玄関の位置がちょっと違うけど、大まかなところは同じだなー)

なんて感じていました。

 

 (そっかー、谷川小学校に帰ってきたんだー)

そんな風にも思えた時間。

 

 まだまだ、学校のシステムが分からなくて、エンジンをかけられないでいるけど、ぼちぼち焦らず、でも確実にやっていきます。

 

 新しい校長先生の第一声は

「安全で楽しい学校を、みんなでつくっていきましょう。」

でした。

 

 まさにそうだなあ。

心理的にも身体的にも安心安全、そしてみんなが「楽しい」。

 

 始まるなー。

 

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