「〇○君が負けても、あんなに笑って楽しそうにやっているの初めてみた~、うれしいね。」
って一緒に体育をやった先生方から教えてもらった話。
良くありますよね、負けず嫌󠄃いが高じて、勝てないとついつい怒ってしまったり泣いてしまったり。負けず嫌いは決して悪いことではないだけど、いつでも他者との競争にプレッシャーを感じてしまうと、それはそれでツライ。
ましてや、小規模校だと、大概「勝つ子はいつも『勝って』しまうし、負けてしまう子はいつも『負けて』しまうことはよくあること。
勝っても負けても、どっちも楽しいんだな…ってことが体験を通して味わえればいいってことなんだと思います。ずっと負けててもつまらないけど、ずっと勝っていても実はツマラナイ笑。
勝ったり負けたり、しているから楽しいってことなんだなあ。
だからチーム分けだって、テキトーでいい。じゃんけんゲームとかで偶然なったチームでどう楽しめるか、そんなチャレンジをすること自体だってなかなかスリリングで楽しいわけです。(^^)。
そのためには、単純に「勝つがよくて、負けるが残念」みたいにならない場をデザインするってことを教師サイドが意識することなんだよなあ、と感じます。そういう場を「経験することで子どもたちも
(ああ、そんな楽しみ方もいいよね!)
って自分たちでもそういう場をきっと創り出せばいいんだな。
勉強の「できる」「(まだ)できない」も同じこと。