今期初めての毛筆の時間。
(最初はここからしたいなー)
と思っていたことがあって。
ホンモノの雄勝硯(それもちょっといいやつ笑)で墨をする、それを子どもたちに体験してもらいたい、ということ。
私が購入した、雄勝硯は2つあって、2つともそれを作った職人さんから工房で直接購入したもの。
「雄勝石っていうのはさ…、特にこの波板地区でとれる石はね…」
と2時間にわたっていろいろ教えていただいた末に、譲っていただいた大事な硯。
職人さんの思いが入った作品でもあるんですね。
それで、墨をする、ところから。
○さんの第1声は
「あ!?つるつるだ!」
続いて
「なんか…んー、透明感があるっていうか?」
でした。
そうそう、すりあじがとっても気持ちがいいんです。でも「透明感」なんて言葉が出てくるとは思わなかったな~。
嬉しくなった私は、その職人さんが硯を掘っている姿を動画に撮っていた私は、嬉しくなって、Oさんにそれを見せながら、
「ほら、こんなふうにつくっているんだよ。で、この硯をつくったのが、この職人さんなんだー」
と。
「へーーー!」
今回は硯との出会い?みたいな感じの時間でした。
最近の硯はプラスチックのものも多いから、こんな時間もあっていいかな、と思っています。
次回も「ほんものの硯」でやります(^^)。
そういえば、この日の振り返りに、○さん
「ホンモノの石の硯で、墨をすりました。・・・・」
って書いていたなあ笑。