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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「皆さんの声を聴いて、『ああ、よかった。』って思いました。」

 もうすぐ運動会です。

 

 今年度は、コロナの影響もあり、やや制限のある中での開催になります。

私にとっては、転任後初の運動会になります。ですから十分そのイメージがつかめないままでの準備になっています。

 

 先日、

「どんな運動会にしたい?なるといい?」

というテーマで、校長先生も含めたメンバーで、ホワイトボード・ミーティング®のフレームでミーティングをしました。

 

 やっぱり、それぞれの根っこにある思いを聴き合う時間っていいな、と思いました。

練習の時に見られた、子どもたちの素敵なエピソードも一同にで共有できて、私たちも自然に笑顔になります。

 

「今日のリレーの練習の時ね、走れなくなったA君の様子を見て、B君がさ…」

「そうだよねえ、うれしいよねえ。」

「自然とできるようになってきたね。手を出しすぎなくてもいいかもね。」

「そうだね。ちょっと待つことも必要ですね。」

「○君には、・・・のチャレンジを期待しているんだー」

「なるほどねー」

 

 みんなで話すのは、やっぱりいいな。

 「何のために運動会をするのか」という根っこの部分の共有。

 

 

 最後の振り返りの時に、ある先生が

「皆さんの声を聴いて、『ああ、よかった。』って思いました。皆さんの気持ちや思いを知ることができて、私も安心しました。」

みたいなことを話してくれました。

 

 私たちは、やっぱり、感情の共有を求めているんだよね、と感じます。

 

 子どもも大人もやっぱり同じ(^^)

 

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