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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

■職員室はおもしろい笑

■職員室はおもしろい笑

 子ども同士のなんかの言い合い?勃発。
 言い合い、というか一人の子が、
「絶対に納得がいかない!」
って感じで、ちょっとプンプン。

「もう!馬鹿にすんなよ!」
みたいな形でテンションが上がりまくり。
「えー?馬鹿にしてるわけじゃなくて~」
と相手の子も言ってるんだけど、なんだか収まりが付かない様子。
「馬鹿にしてるでしょ!」
ってさらに続き、
(あらあら…)な展開。

 周りの他の子たちもいるし、ってことで私も
(これ、どうなるのかな~?)
って成り行きを見ていたんですよね。


 他の子も
「別に馬鹿にしてないんじゃない?」」
とかって言うんだけど、振り上げた刀はもう降ろすところがない?って感じで。

 その時に、たまたま担任のB先生が通りかかって、怒っていたA君が
「馬鹿にするんです!」
と訴え。
「何を?」
ってB先生が聞いたら
「ものまねがどっちがうまいか、です!」
「ぼくよりC君がうまいって言うんです!」
ってA君。

 B先生、ちょっと考えて
「よし、じゃあ特訓だ!」
と。

 A君、唖然…


 それを見ていた私たちは、ぽかん。そして、終了笑。

 


 いやあ、すごい返答だった!

 その後、B先生に
「あれ、すごかったね~、面白かったし、すごいと思ったなー」
って言ったら、
「ふっと思いついたんですよ~」
「真っ正面から応えない方が、きっと彼にとってもいいかな?って感じて。」
って笑顔で。すごいなー。


 いやあ、こんな返し方、いいなあ。
 (もちろんB先生とA君の関係性があってのこれ、ですけどね。)


 そのあと、B先生、
「あ、ところで、なんのものまねだったですか?」
って聞くから、私は
「…からす…」

 

 それでまた笑う、そんな感じ。

 

 

 職員室はおもしろい笑

 

 

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