■幸せな時間だった
今日は、ホワイトボード・ミーティング®チーム石巻・雄勝の「気軽な勉強会」でした。
今日は、参加者の都合がうまく合わず、かつて私の学級だったA君(現中学生)の2人の練習会でした。
2人、というとなんか寂しいような感じがするかも知れませんが、いやあ、実に充実した時間になって、本当にうれしかった。
彼が最近、すごいチャレンジをしたことを、なんとなく聞いていました。
だから、そのことを彼が話してくれると嬉しいな、とも思ったので、
「そのこと、話してもらえる?」
って聞いてみたら
「はい!」
って。
その後は、彼のチャレンジを、「情報共有会議」というフレームを使ってエピソードも含め、ひたすら聞く時間。
いやあ、もう、なんか大人と話しているようだなあ…成長したなあ…そんな感情になりながら、
「それで、それで!」
「そっかあ!」
と。
その後の、「企画会議」フレームを使った「哲学対話」のテーマも彼の希望で「チャレンジとは」で。
彼と私の「チャレンジ観」がホワイトボード上に列記されたところで、収束の問い、「その本質は?」
彼はしばらく考えて、
「意志…かな」
と。
「無理って思わないようにする、自分にできると言い聞かせることも。苦しいのに楽しい、そういう楽しみが生まれるから。」
と。
ああ、彼の今回の経験が、血が通ったホンンモノの彼の言葉になっているんだなあ…と感じました。経験をくぐった、意味をもった言葉を紡いで自分の中に落とし込む、納得解として自分のものとする、そんな感じなのかなと思いました。
まだ小学生だった頃の小さかった彼を思うと、なんか、幸せな時間、週末を過ごさせてもらいました。