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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

「やくそく」「とりきめ」も、そもそも

 大概、人は「よかれ」と思ってなんかするはず。

 

 一方で、その「よかれ」が結果、そうなっていないこともある。

多くの人の「よかれ」が重なってくると、それが自らをがんじがらめにしてしまっていることもある。そしてそれに気付かない、気付けない。

 もしくは気付いても

(今さら…)

と思い、気付かないふりをしてしまう。

 

「よかれと思って」はどこまでいっても、一方的ってことかな。

 そうじゃなくて、

「こうだとどうかな?」

「こうしない?」

「こうがいいかな。」

「そっか。ならばこんな感じかい?」

「うん、そうしよう!」

「おけ!」

 

 こんなふうに、一緒にやりとりすることでお互いの「やくそく」「とりきめ」が決まっていくんじゃないのかな。一緒に決めると、変えることもできるし。

 

 そっか、「やくそく」「とりきめ」もそもそも「一緒に決める」もの。当たり前のこと。

 

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