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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

作業しながら学ぶこと

 地域の方の仕事を一緒に(足手まといにならない程度に)ちょっとだけやらせてもらいながら話したこと。

 

「やっぱさー、いろんな人がいるっちゃ?そんな人たちに出番があることなんだよね。ああ、この人の出番はここだなー、って見ながら仕事もお願いするんだ。そうすっと、その人に本当に任せてよかった、ってことになるの。」

「これ、うまいねえ。これならお客さんにだす商品を任せられるなー」

「んだね、次の段取りを考えながら、準備するんだよね。」

 

 一緒に作業しながら、学ぶことはとっても多い。

 作業をしながら、それもうまくいかない段階を経ながら学んでいく、ってことが如何に大事なことかを感じる。

 

 すぐにうまくいくとか、すぐに分かるとか、そんなことはないんだ、という当たり前こと。やりながら考えるし工夫もするし、少しずつ上手にもなっていく。

 

 当たり前ですね。

 

 お手伝いをたくさんやっている子は、動きが違うのも、分かるなー。

見えるんだろうな、次が。

 

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