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本川良です。生活綴方教育に刺激を受け、その後『学び合い』の考え方に出会いました。 「「教室・学校と地域コミュニティ」について考える日々です。「お互いが尊重し合う関係の中でこそ,人はそれぞれの強みを発揮できる。」と考え、まずは足下から緩やかにチャレンジします。ホワイトボード・ミーティング®認定講師、日本イエナプラン教育専門教員資格認定。現在は福島県磐梯町教育委員会教育再デザインセンターに所属しています。

そこにある、という感じ

 実は、オンライン会議は苦手。

 

 実は、という程でもなく、私を知っている人は

「そうだろうねぇ」

って思うだろう、かな?

 

 これだけ、Zoomでのオンライン研修やミーティングが増え、それに参加することも増えてきた今。

 そして、自分がある程度中心になってそういう場を設定しなくてはならないこともあるんだけど、それでも私の場合

「あー、だれか、Zoomの設定やってくれる人、いない~?」

「グーグルスライドで記録?誰か頼むー笑。」

「画面共有?こうして紙で見せるわー笑」

 

 そんな感じで、のらりくらりやってきたわけです。

 

 電子機器ってものがイマイチそれほど好きでもないし、複雑な操作(っぽい)ことが苦手ってところがあるからそうなんだろうなー程度にしか思ってなかったンですが。

 

 今日、ある方と話していて

(ああ、だからかもなー)

って感じたのは、

「そこにいない」「そこにない」

からなんだな、と思ったわけです。

 

 そこにいない、そこにない、ってことが不安。

画面越しにいる、画面に映っている、から情報としては「ある」んだろうけど、私に撮っては、それは「ある」と信じ切ることができない、そんな感じなんだなあ、と。

 

 あるけど、ない、みたいな。

 

だから、なんとなく不安を感じます。だから、できたら避けたいな、という感覚が生まれるんだと思います。

 

 だから、「パソコン上で共有できるから便利」と言われても、いつも顔を合わすメンバーなら、

「直接話せばいいよね、それが一番だし、すぐにできる。それ以上にその人とコミュニケーションを取ろうとする、その行動自体に意味がある。」

って思っています。

 

 感覚、実感が欲しいんだな、きっと。それが自分の安心材料なんだな、と気が付きました。

 

 それが分かれば、

「じゃあ、オンラインではどうするかな…」

ってことも考えられそうです。

 

 自分の不安感が分かれば、あとは具体的な操作なら何度かやっているうちに慣れるところもあるでしょうし。

 

 上手に付き合いますか、オンラインとか電子機器に笑。

 

 

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